自己対局平均手数からレートを推察できるか?

4月1日に行われたPonanzaと佐藤天彦名人の電王戦対局、Ponanzaの強さを見せつける対局となりました。その後、佐藤慎一氏が観戦記を書かれ、対局の見どころについて詳しい記事にされています。私の中で印象に残ったのは、Ponanzaが初手22通りの指手からランダムに選び、棋士側の研究対策をしていた点で、いわゆる嵌め手順に陥いることを防止する大変スマートな方法だなと感心させられました。また、Ponanzaの手順の巧みさなどについて詳しい解説をされていて、将棋ファンにとって見逃せない良記事でした。 個人的に、注目した点としては、最後の方に書いてあったPonanzaの自己対局の平均手数が200手近いという記述です。以前よりソフトの棋力が高ければ高いほど自己対局の手数が伸びる現象があるという傾向についてはこのブログの中でも注目していました。例えば次の記事(1、2)ではソフトの棋力が高いほど引分け率が高まることに注目していましたが、より詳しく調べると同一評価関数を用いているソフト同士の対局でそのような現象が顕著に表れることを見ました。ちなみにソフト同士の対局では完全に詰むまでやるので人間の対局(プロ同士で平均120手?)に比べると一般に長手数になります。 Ponanza(第4回将棋電王トーナメント版)のレートがどれくらいなのかは大まかな目安はあるものの(R4000~R4200?) 正確な情報は表に出てきません。平均手数が長いほどレートが高いという現象がどの程度もっともらしいのか、それからPonanzaのレートが推定できるのか、調べてみようと思います。 まずは短時間(一手0.5秒)の結果

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