将棋倶楽部24レーティングとの比較

前回のブログ記事でアナウンスしたとおり、将棋倶楽部24にソフトレートがわかっている3種類のソフトを参加させて、24レートを計測し2つのレーティングの対応関係を調査しております。今のところ各ソフトのレーティングは次のようになりました。レートを測るときの対局条件は将棋倶楽部24での早指し(30秒将棋)です。設定が徹底してなかったため幾つかの対局は早指し2(30秒+α)で指されていましたがほとんど影響無かったと判断します。ソフト側はほぼ即指しでしたので通常の早指しより人間側にきつい設定だったと想像します。 各レベルともある程度の対局数を経てレートも安定してきましたので判定が可能になった考えます。将棋倶楽部24におけるレートはソフトレートとは違い対局数を増やしたからといってより正確になるものではなく、ある程度の幅で上下する性質のものです。このため、今のレートよりは直近40局のレートの平均値を採用することにしました。これにカツ丼将棋作者松本浩志氏が測定された「海底(wcsc27版) -- 迫田 真太郎氏作」のレートも含め(そちらも平均を取りました)ソフトレートとの比較を行うと次のようになります。 これをグラフに致しますと、次のようになります。 このグラフ、いくつか注目すべき点があります。 まず、24レートとソフトレートの対応はほぼ直線グラフに乗っているが、比例係数は1からかなりずれている。両方共、イロレーティングに基いて計算されていますので理想的には比例係数は1であるべきなのですが、実際には (24レート)=1.47(ソフトレート)-760 という近似式になります。つまりソフトレートより

将棋倶楽部24に参戦中!

将棋倶楽部24(以下24と略)愛好者の皆様はお気づきかもしれませんが、現在uuunuuunLv1, uuunuuunLv2, uuunuuunLv3という3種類のソフトがコンピュータ棋士として24に現れています。これらの3つのソフトは私が計測しているソフトレーティングと24における人間のレーティングの比較のために参加させているソフトです。長い歴史を持つ24レートとの対応関係は前から知りたかったことなので今回このような機会が得られて大変光栄であり、また、楽しみにしております。約一ヶ月程度の調査を予定しています。 三種類のソフトの中身はやねうら王(V4.76 KPP/KKPT版)に自作した評価関数をのせたもので、コンピュータが読む盤面の数(ノード数と呼ばれる)を制限することにより、棋力を調整したものです。このような組み合わせにしたのは評価関数のレベルとノード数のバランスをとることによりある程度自然な将棋を指すのではないかという期待からです。各ソフトの詳細は uuunuuunLv1: ソフトレートはR1400に設定。フリーソフトではsspやmssと同じくらいの棋力。24では5級(R1100)あたりに来ることを想定しています。評価関数はやねうら王の標準定跡を用いて2日ほど私のパソコンで機械学習したもの。ノード数は8,000。 uuunuuunLv2: ソフトレートR1800。フリーソフトではGasho, sunflower mini, mEssiahくらいの棋力。24では初段(R1500)を想定。評価関数は前記のものに更に3日ほど追加学習したもの。ノード数は24,000。 uuun

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