激指14の各段位のレート調査

激指はポピュラーな商用ソフトだと思います。激指のレーティングは以前調査したのですが、各段位の強さがどのようにチューニングされているのか、関心を持ったので調べてみました。対局は木偶の坊経由でUSIソフト(今回はノード数制限をおこなったT.N.K.wcsc28)と行っています。連続対局が止まる場合が頻発して対局数をあまり大きく取れませんでしたので精度は高くありません。結果は次のようになりました。 図の見方ですが最初の方は対局結果、TNKレートは私のレート表から持ってきたものです。 最後の2列、激指レートとあるのが激指各段位の私のレート表におけるレーティング、最後の24レートとあるのは以前調査した対応関係を用いて将棋倶楽部24におけるレーティングを概算したものです。三段と四段は相手のノード数を変えて2種類計算していて、その中間あたりが正しい値かと思われます。 初段レートがR1500(24の初段)、二段がR2000弱(24の三段), 三段は2つの値の食い違いが若干大きめですがR2300強(24の四~五段)、四段はR2500弱(24の五~六段)、五段R2700 (24の六~七段)、六段R2900 (24の七~八段)。激指の段位は24よりも若干低めに調整されているようです。私の測った24レートは早指しでのレーティングですので、人間側が長考するようであればもう少しレートを上げる必要があるはず。そのように考えると適切な設定だと考えられます。なお、七段、八段は24レートがR3000超えしていますが、ソフトレートと24レートの対応関係はこのあたりはやや怪しいので参考程度にしてください。またProの

ノード数を固定したときに最も強くなるスレッド数

思考ノード数や深度を固定したときソフトの強さは同じなのか、それともスレッド数に依存して変動するのか検証中です。測定に用いたソフトはTNK_wcsc28のノード数を制限したものと技巧2の思考を制限したもの。レーティング表では両ソフトそれぞれ4スレッドで対局を行ったデータを用いています。その後、スレッド数で強さが違うのではないかという問い合わせを受け調べてみることにしました。開発者側のこれまでの常識は1スレッドで用いるのが一番強いというものだったと思います。以下で見るように、これまでの実験結果はそれとは相反する結果になりました。ただ対局数が全般的に少ないので大雑把な傾向を見る程度の調査だとお考えください。 下のテーブルで、TNK 3k(2)などとあるのはTNK_wcsc28の思考ノード数3000に固定、スレッド数2を表しています。Gikou2 D2は技巧2の思考深度2固定という意味です。技巧2は定跡あり、TNKは定跡なし、Hashメモリはそれぞれ1024MBに設定しています。技巧のスレッド数は4に固定し、TNK側はスレッド数を変動させています。111-0-89 などとあるのは順番にTNKの勝数、引分数、Gikou2の勝数です。Gikou2に続くカッコ内の(0.555)などはTNKの勝率、R38などはレート差、○がついているのは1,2,4スレのうち最も勝率が良かったものです。 TNK 3k(1) 111-0-89 Gikou2 D2 (0.555) R38 ◯ TNK 3k(2) 101-0-99 Gikou2 D2 (0.505) R3 TNK 3k(4) 81-1-118 G

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