二枚落ちの限界レーティング

これまで4回ほど駒落ちのレーティング、すなわち測定時トップRの評価関数が駒落ちしたときにどの程度のレートのソフトと互角になるか調べてきました。第4回までの調査で飛車落ちのレーティングがR3400となり、人類の限界を超えてしまいました。かつて羽生永世七冠が神様と人類トップとの手合は角落程度なのではとコメントされましたが、現在の将棋ソフトと人類との手合はすでに飛車落よりも大きいと考えたほうが良さそうです。 最近のソフトは非常に精度の高い手を選びますので、駒落ちで勝てるかどうかは最初に与えられた得点差(角落ちで600点、飛車落ちで900点、二枚落ちだと1600点程度)の範囲で下手がミスを最小限にとどめて逃げ切れるかどうかという問題になります。その意味では下手の指し手の精度がある程度高ければ、上手がいくら強くなっても勝ち越せるのではないかと想像できます。例えば100手辺りまで差をキープできれば勝ちなのであれば、50手精度がある程度高い手を指し続けていれば勝てるはずです。上手をどれだけ強くしても勝ち越せるようなレベルを限界レーティングと呼ぶことにしましょう 以前は飛車落ちでこのような限界レーティングが現れて、人類の限界(R3200位?)は超えないのではと思っておりましたが、想定以上に伸びていき、あっさり超えてしまいました。二枚落ちについてはハンデが大きいためかなり低いところに限界があると思われます。この意味で今回の調査では二枚落ちに集中して調べることにしました。まずこれまでの調査の結果をまとめると、 第1回調査:上手 浮かむ瀬(R3654)・技巧 (R3513)上手(浮かむ瀬) 33-6

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