M1 Macと将棋ソフト

新しいCPU M1チップを搭載したMacBookAir, 購入してみました。私は普段はWindows派ですが、5〜6年に一度くらいはMacをいじっています。M1 CPUは電池の持ちが良く、スピードも速いという評判でしたので関心があったのですが10万円を下回る価格でしたので気がついたらポチっていました。


まずは一般的な印象、私が通常使うソフトはブラウザと文書作成ソフト程度です。ブラウザ(Chrome), 文書作成(MS Office, LaTeX)、たまに使う計算ソフトなどは全く問題なし。電池が長持ちなので作業に集中できて良いです。私は通常はデスクトップ派でノートパソコンはあまり使っていませんでしたが十分仕事に使えています。


問題は、将棋ソフトのこと。昔からMacはやねうら王をはじめとする将棋ソフトを動かす環境がダメでしたが、将棋所が対応して通常のIntel CPUを積んだMacであればやねうら王をはじめとするオープンソースソフトについては自前でビルドするのが可能でWindowsとの差がだいぶ縮まっていました。ただ新しいM1 CPUについてはネットを探しても情報を得ることができませんでした。


色々試みてみたので、現状報告します。私のプログラミング技量ですが開発環境を導入してMakeファイルを書き換えることができる程度、ソースレベルで対応が必要な場合は諦めることにしています。

  1. 将棋所ですがMac版が問題なく動作しました。また付属しているLesserkaiも動きました。Mac用にビルドされたやねうら王(Kristallweisenなど)は残念ながら動作せず。

  2. 開発環境についてはhomebrewが最近M1コアに対応したのでgcc, g++などは問題なく導入可能。

  3. 色々なソフトについてソースをダウンロードしてビルドを試みてみました。やねうら王、技巧、nozomi、なのはminiは失敗。この辺りは私の技術レベルでは難しそう。近いうちにどなたか対応していただけることを期待しています。

  4. ダメもとでAperyWCSC28, WCSC30のビルドを試みたところ成功。WCSC28の方はnosseでコンパイルすればOKです。30の方はRustで書いてある影響でこれもHomebrewでインストールできるコンパイラでビルド可能でした。

  5. Aperyはレーティングが4000前後で現在の最高峰(R4500?)には遠いのですが人類(最高R3300くらい?)よりはずっと強い。バッテリーの持ちが良いこともありノートパソコンの環境としては悪くないのかも。NPSについてはかなり速い。Aperyでは目のこですが8コア使用時で600万NPS程度あるように見えます。ただ、8コアで長時間回すとそれなりに熱くなり、クロック数も落ちていくようです。

  6. 最後に、気がついたのですが、iPad, iPhone用のソフトとの互換性が高いようで、将棋ソフトだとピヨ将棋、将皇などappleストアからダウンロードできて普通に動作します。気楽に楽しむというレベルだと実はこれでも良いのかも。

最後に書いたiPad互換性というのはM1 Macの大きなメリットの一つでしょうね。私はGoodNoteというiPadアプリを用いてリモート会議で説明することが多いのでMacからそのまま使えるのは便利そうです。


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